チーズの種類による栄養分

乳の栄養成分がぎゅーっと濃縮されたのがチーズです。
牛・山羊・水牛・羊など様々な動物の乳に酵素を入れて凝固させ、水分を取り除いた物をさらに菌やカビで熟成させるとチーズになります。
代表的な栄養素はカルシウム。

その他にもビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB12などがバランスよく含まれています。
原料となる乳、作り方、その他の材料で作られるチーズの種類は1000〜3000種類以上もあるといいます。
これだけのバリエーションができるということは、栄養分もそれぞれ違ってきます。

例えば、牛の乳は毎日絞る事ができますが、
母牛が栄養たっぷりの新鮮なご飯を食べる春~夏にかけての乳の成分と、新鮮なご飯が少なくなってくる秋~冬にかけての乳の成分とではカルシウムの量、乳脂肪分の含まれる量、たんぱく質の量などが違ってきてしまいます。
そのため、伝統的なチーズの味を守り続ける生産者の中には、
1年のうち決まった期間だけ、同じ季節の乳でのみチーズを作るという人もいます。
変わらない味を届けたいというこだわりですね。

山羊の乳は牛の乳よりも脂肪分や糖質が少なくなります
羊の乳を使うとかなり独特な味が特徴で、ロックフォールやペコリーノ・ロマーノができます。
乳脂肪とたんぱく質が多く、濃い濃厚な味と香りが生まれます。

水牛の乳は他の乳に比べてどの栄養成分も低いのですが、その代わりにミネラルと水分の量が多くさらっとしています。
そのため、できるのはモッツアレラなどの癖のないものになります。

100g当りのチーズの種類ごとに栄養成分をみてみましょう。
<チェダー>
エネルギー423kcal
たんぱく質25.7g
脂質33.8g
カルシウム740mg

<パルメザン>
エネルギー475kcal
たんぱく質44.0g
脂質30.8g
カルシウム1300mg

<カマンベール>
エネルギー310kcal
たんぱく質19.1g
脂質24.7g
カルシウム460mg

<カッテージ>
エネルギー105kcal
たんぱく質13.3g
脂質4.5g
カルシウム55mg

良質なカルシウムとたんぱく質を取り入れるには最適な食品なので、積極的に毎日食べることをおすすめします。
カロリーや塩分が気になる方は、食べる量に気をつけて、チーズの種類を選ぶといいですね。