チーズで血圧ケアも対応

血圧のコントロールが大切だとよく耳にしますが、どうしてそんなに重要なのでしょう?
そもそも血圧とは、心臓から押し出された血液が血管に圧力をかける事です。
心臓は収縮しているので、縮んだ時と広がったときでは血液を押す力が違います。
縮んだときの血圧が上の血圧(収縮期血圧)で、広がったときの血圧が下の血圧(拡張期血圧)といわれています。

高血圧というのは、上も下も力が強く、つまり心臓が常に一生懸命動きすぎている状態を言います。
世界保険機構(WHO)によると140mg/90mg以上を高血圧というそうです。
反対に低血圧というのは、血液を押す力が弱い、体の各器官に血液が行き渡らない状態を言います。

年とともに血圧は上がっていく傾向があり、若い時に低血圧でも閉経後に高血圧になることも多いようです。
1日の中でも変動しているものなので、血圧のコントロールを使用と思ったら、24時間の中でこまめに血圧を測ってノートをつけることをお勧めします。
高血圧の人も低血圧の人も、その原因を探す事が大切です。

腎臓の機能が弱ったためなのか、カルシウム不足のためなのか、肥満によるものなのか、それによってケアの仕方が大きく変わるからです。
もちろん、お医者さんの説明をよく聞くことが一番大切です。
そして、飲んでいる薬の種類と、食べ物との関係もよく調べておくとよいでしょう。
家族みんなで血圧コントロールしていくことが大切なのです。

さて、チーズは血圧ケアができる食べ物なのでしょうか?
例えばメタボリックが原因で血圧が高くなっている人には、乳製品を積極的に食事に取り入れて、適度な運動をすることで高血圧を改善させる効果が期待できるようです。
牛乳やチーズにはカルシウムやたんぱく質を分解して生成されるペプチドがたくさん含まれているからです。

カルシウム不足が高血圧を引き起こすことがあります。
吸収率の悪いカルシウムですが、乳製品のカルシウムは吸収されやすいのです。
そして、ペプチドが血管を拡張させてくれるので高血圧の予防ができるというわけです。

最近の研究ではチーズの多彩な作用に注目が集まっています。
牛乳由来の共役リノール酸にはがん抑制作用や体脂肪低減作用もあるそうです。
食べ物は薬ではないので、血圧が大きく上がったり下がったりすることはありません。
毎日の血圧測定と、食事、そして適度な運動の組み合わせが大切です。