チーズの1日の摂取量

チーズのことをヨーロッパでは「白い肉」と呼ぶそうです。
栄養のバランスが優れており、たんぱく質が貴重な険しい山間地域では大切なたんぱく源でした。
お肉がなかなか手に入らなくても、代わりに山羊や牛の乳から作られたチーズを食べる事で必要なたんぱく質を補うことができます。

原料となるミルクも、牛・山羊・水牛・羊などいろいろあります。
そしてさらに作り方や材料によって、フレッシュ・白カビ・青カビ・ソフト・セミソフト・ハード・セミハード・ウォッシュなどそれぞれ特徴や味も様々です。
保存期間や食べごろも様々です。

もちろん、材料が違うので栄養バランスもそれぞれ違います。
基本は、原料となるミルクを乳酸菌が発酵させて作られます。
代表的な栄養素はカルシウム。

その他にもビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12などがバランスよく含まれています。
例えばカルシウム、一日に必要な量は大人で600mgです。
プロセスチーズ100gの中に含まれるカルシウムは630mgもあります。

チェダーだと740mg、パルメザンだと1300mgも含まれているのです。
しかもチーズに含まれるカルシウムは吸収率が素晴らしく良いのです。
たんぱく質だと一日に46gほどが必要だと言われています。

プロセスチーズ100gの中には22.7gのたんぱく質が含まれています。
脂質が心配かもしれませんが、脂質の少ないものを選ぶと肉や魚よりも低カロリーで効率的にたんぱく質を摂る事が出来ます。
骨粗鬆症の予防の為に、高齢者には特にお勧めしたい食品の一つです。

毎日でも食べたいところですが、心配な事がふたつあります
「塩分と脂肪分をとりすぎてしまうんじゃないかしら?」塩分に気を使って食事制限をされる場合、1日に3〜5gというのが指導されますが、100gのチーズであれば、3gほどが塩分となります。
塩気の強い種類で3.8g程度です。
一方脂肪分は、1日の摂取目安は50gとされています。

ナチュラルチーズ100gであれば、25gが脂肪分になります。
良く見かける6Pチーズで1箱が108gですので、1箱食べてしまっても範囲内で大丈夫ということですね。
心配な方は1日の量を30〜50g(6Pチーズなら2〜3個)を目安にされると、他の食事とのバランスもとりやすいでしょう。